2016年06月01日

6月の稽古日と場所


6月になりました。
緑が鮮やかで、晴れた日に風が吹くととても気持ちいいですね。
そしてすぐに梅雨入りとなります。
ネットで調べると気象庁の過去のデータから
入梅を予測されているものがくつかあります。
今年は6月8日(水)となっています。
当然のことですが入梅とは関係なく稽古はあります。

■6月の稽古日と場所
 6月 1日 桂萱公民館ホール
 6月 8日 元気21 401スタジオ(※入梅予定日)
 6月15日 桂萱公民館ホール
 6月22日 元気21 401スタジオ
 6月29日 桂萱公民館ホール


今年の劇団ザ・マルク・シアターの公演日はまだ決まっていません。
役者も確定しておません。
制作をはじめとしたスタッフも確定していません。
当然(?)のことながら脚本もまだです。

役者・制作・音響・照明など、演劇を創ることに興味ある方は
気軽に稽古を見学してみてください。
Webやチラシのデザインなんて仕事もあったります。
劇団の稽古が雰囲気にあっていればお手伝いしてください。
高校生以下でも大丈夫です。
(※保護者の方の同意が必要です)

過去にどんな人が(どんな理由で)マルクに入ったか
参考までに書いておきます。

・県外から群馬の大学に来た学生さん(演劇に興味があった)
・転勤で群馬の支店に単身赴任してきた人(友達づくり)
・人前に出るのが恥ずかしい(自分を変えたい)
・大道具をやってみたかった(役者もやりました)

とにかく様々な理由があります。

アマチュア劇団ですが、有料公演をするので
しっかりした舞台をつくらなければいけません。
厳しい面もあります。
もしかしたら厳しい面ばかり気になる人もいるかもしれません。
ですが、その先にあるものを想像してみてください。
公演終了後には作品に関わった人でなければ味わえない
なんとも言えない気持ちが待っています。




<役者・Aさんの体験談>

演劇経験のない私が興味本位だけで劇団に入ったのは
大きな間違えだったのかもしれない。
入団して2ヶ月、そう思いました。
体硬い、表情硬い、声が出ない。
そんな状態でした。
6ヵ月後に行われる公演に役者として出ることが決まった時、
渡された脚本を読んでみたら、台詞がたくさんありました。
蒼ざめました。
今だから言いますが、その日の稽古終わりに主宰に脚本を返し、
劇団を辞めるつもりでした。
本読みの間、ずっとずっと思っていました。
ズブの素人の私が関わってはいけない世界だと思っていました。
帰りがけに他の役者さんたちから、「がんばろうね」と言われ、
脚本を返すタイミングを逃した私は、次の稽古にも参加しました。
もちろん脚本を返すために。
輪になって本読み。
声の小さな私。
辞めれば楽になれる。辞めれば楽になれる。辞めれば楽になれる。
朝起きて、会社に行って、友達と夕飯食べて、帰って寝る。
週末は友達と買い物や遠出をする。
水曜日だけは会社から稽古場へ。(3時間の苦行の場へ)
いま考えると、私の気の弱さが脚本の返却を躊躇わせ、
ずるずると稽古に参加していた原因だったのでしょう。

あっという間に3ヶ月が経ちました。
翌月からは土曜・日曜も終日稽古です。
友達と買い物に行けないし、遠くに遊びにも行けない。
何より、会社が休みの週末も苦行。
初めての週末の稽古日。
この日は12時間の超苦行です。スーパーウルトラ苦行です。
暗〜い気持ちで稽古場へ向かいました。
平日の稽古場とは違う場所なので、車で30分くらいかかります。
この交差点でウィンカーを左に出して、
次の交差点でまたウィンカーを左に出せば家に帰れます。
友達に電話してお昼一緒に食べようかしら?
そう思いながらも無意識に直進。
稽古場に近づくにつれ、憂鬱度は上がっていきます。
気を紛らわすために台詞を口にしてみました。
脚本を手した当初は絶対に覚えられないと思っていた台詞が
どんどん口から出てきました。
おぼろげながらですが、芝居の最初から最後まで、
特に自分の台詞があるシーンは明確にイメージできました。
子どもの頃から約束の時間より早く到着する癖がついている私は、
稽古場に1時間近く前には到着してしまいましたが、
駐車場をスルーして運転を続けます。
いつの間にか台詞を覚えていたのが嬉しい!
知らない道を車で走りながら舞台のイメージを膨らませました。

でも、週末の稽古は自分が思っていた以上に辛かったです。
先輩の役者さんが、その感情表現はおかしいと演出から怒られてます。
その役の生い立ちを聞かれています。
そんなの脚本のどこにも書いてないし、説明も受けていません。
でも、よく考えたら今のリアルな私自身にも
私だけの生い立ちがあって、ものごころ付いてから
今までの全てを含めたものが今の私なんだ。
そう思ったら納得できました。
ただし、自分の役の生い立ちまでは考えていません。
次に怒られるのは私だろうか・・・

ホールでの仕込みは公演1日前の金曜日。
有給休暇を取りました。
上司のところに休暇の申請書を提出に行ったら、
「特訓するなら一週間連続で有給とってもいいぞ!」
って言いながら、チケットを2枚買ってくれました。
この頃には会社の同僚たちにも私が演劇を始めたことは伝わっていて、
みんながチケットを買ってくれました。
私のお芝居を見るために。

公演を観にきてくれた人なら分かっていると思います。
私の芝居がボロボロだったことを。
まったくの素人の私が劇団に入って8ヶ月、
役者はそう簡単なものではありません。
でも今は辞めようなんて少しも思っていません。
それどころか早く次ぎの芝居がやりたい。
今回より上手くできると思う。
プロの役者にはなれないけど、お客さんに楽しんでもらえるように
今回よりもっと気持ちを込めて芝居ができると思う。

ここまでずっと書いてこなかったけど、
自分の情けなさに何度も泣きました。
そんな私を劇団の先輩たちが励ましてくれたから、
何より、一つの舞台をみんなで創るのが楽しかったから
続けてこられたんだと思います。

公演が終わった後の気持ちは、ちょっと文章では書けません。
「楽しかった」とか「最高」とかじゃないです。
もっと、ふわぁ〜っとしたものですね。

DSC03650.JPG




posted by fukuda at 12:20| Comment(0) | 稽古 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: